これからの丸善これからの丸善を見据える。 |
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自社工場でゴムの製品・成形品などを加工・製造している会社で、営業マンが直接お客様のところへ訪問して販売するというのは、少ないのではないでしょうか。特にこういう業界は特定のユーザーさんや、商社さんとの取引が多くなりますからね。それでも丸善では、製品を実際に使われているユーザーさんのところへ直接訪問して販売するというスタイルを大切にしています。お客様の話を直接聞くことが大事なんですよね。いろんな話をしていただく中で、「こういうものが欲しい」「ここをもう少し変えてほしい」といったお客様の本当のニーズが見えてきます。また、ご注文いただいた商品を直接納品することも、私たちの仕事のひとつだと思っています。自分たちでお届けするからこそ、その時にお客様からいただく何気ない一言や要望を聞くことができる。そして、それを次の仕事につなげていく。そう考えると、昔ながらのやり方なのかもしれません。でも私は、こういう「人と人が直接会って話をする」ということをこれからも大切にしていきたいと思っています。お客様の喜ぶ顔を見ること。そして製品を実際に使っていただいたときのダイレクトな反応を感じること。それが私たち丸善の仕事のやりがいでもあります。
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ウチの会社は車部品などの量産物も扱っていますが、ひとつのお客様が大量に同じ物ばかりを使うわけではないので、コレもアレもと言われると1~2個単位の商品(注文)が多くなるんですよ。ウチでは、そういった物でも積極的に受注を受けて加工・生産したり、お届けしたりしています。大口はやるけど小口はやらない、という偏ったことはしていません。それがお客様から信頼される理由のひとつなのかもしれませんね。大口の受注はもちろん欲しいですよ。でも小口でも積極的にやっているのは、どこまでいってもお客様本位で仕事をしているからだと思います。実を言うと他社に断られたお客様も、よく丸善へ相談に来たりするんですよ。それがウチの強みなのかどうかはわからないですけどね。ただ、日々の受注を見ていると半分以上を小口が占めています。そういう細かい仕事を、各営業マンが楽しみながらやっているんです。だからこそ、それが会社としての特徴や強みになってくるんでしょうね。それに、ウチの営業マンは現場(工場勤務)を少なくとも3年は経験してきていますから、商品のことをよく知っています。実際に自分で製造の現場を経験しているからこそ、お客様の話を聞いたときにも、できます・できませんだけじゃなく、こういう方法ならできるかもしれませんという話ができるんです。そういう商品に対する知識や提案力という点では、他社の営業よりも重宝されるのではないでしょうか。 |
業界的にはここ数年、アジア圏へ工場を移す会社が増えています。生産コストを安くすることが大きな理由なんでしょうね。大量に同じものを作るのであれば、海外で生産するメリットは大きいと思います。ただ、ウチがやっているような小ロットの仕事になると、ちょっと話が変わってくるんですよ。海外で作るとなると、ある程度まとまった数量が必要になりますし、運送費や納期のことも考えないといけない。それなら少量でも必要な時に必要なだけ作って、すぐにお届けできる国内生産のほうがお客様にとって良い場合もあるんです。海外生産が当たり前になったからこそ、国内で小回りを利かせられることに価値が出てきています。実際、以前は海外への注文を移されていた商品が、少しずつ国内に戻ってきているケースもあります。商品に不具合が出た時の対応や仕様を変更したい時のやり取りを考えると、やっぱり国内のほうが安心だし話も早いんですよね。お客様から「ちょっとこういう物を作れないか」と相談を受けた時に、直接話をして、工場と相談して、できるだけ早く形にしていく。こういうことができるのはウチの強みだと思っています。だから、これからも何でもかんでも規模を大きくすればいいとは考えていません。意思疎通ですよね。お客様が何を求めているのかをしっかり聞いて、それに合わせて柔軟に対応することが一番重要だと思っています。そういう仕事を積み重ねていけば、国内でできる仕事もまだまだあると思っています。幸い、ウチの製品は幅広い業界で使われていますからね。お客様の困りごとに一つ応えていけば、これからも新しい仕事につながっていくんじゃないでしょうか。 |
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